新内閣は「バランス良く配した強力かつ多様性が確保された陣容」＝経団連・十倉会長

経団連会長 新内閣は「バランス良く配した陣容」と評価
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20211004-00000053-jnn-bus_all

　経団連の十倉雅和会長は岸田内閣の閣僚名簿の発表を受けて、経験豊富なベテラン、若手、女性をバランス良く配した陣容だと評価しました。このほか、 経済界からは新型コロナ対策の強化を求める声が出ています。

　経団連の十倉会長は岸田氏の総理大臣就任と新内閣の発足を「心より歓迎する」としたうえで、閣僚の顔ぶれについて、「自由民主党の幹部を含め、経験豊富なベテラン、若手、女性をバランス良く配した強力かつ多様性が確保された陣容だ」とコメントしました。

　また、日本商工会議所の三村明夫会頭は「岸田内閣に望む」と題したコメントの中で、新政権に対してウィズコロナにおける社会経済活動の活性化のほか、２０５０年、カーボンニュートラルの実現とエネルギー政策の再構築など、山積する内外の重要課題の解決にスピード感をもって取り組むよう求めました。

　さらに、経済同友会の櫻田謙悟代表幹事は「当面の重要課題は、新型コロナウイルス感染症の封じ込めだ」としたうえで、「経済社会活動の再開により明るさが見えてきた。この状況を後戻りさせることのないよう、ワクチン接種率のさらなる向上と医療供給体制の拡充など、切れ目のない対策を講じていただきたい」と表明しました。 （04日17:39）