肋骨6本を取って王冠を作ろうとするトランスジェンダー女性に波紋「最初は親友にプレゼントしようと」

夢の体型のために6本の肋骨を除去し、その肋骨で王冠を作ると宣言した27歳のトランスジェンダー女性が、SNSで物議を醸している。

米「ニューヨーク・ポスト」紙によると、カンザスシティ在住のエミリー・ジェームス（27）は、細い腰を手に入れるため、1万7000ドル（約250万円）を投じて6本の肋骨除去手術を受けた。術後、ジェームスは摘出した肋骨を使って王冠を作る計画を明かした。だが「最初は親友にプレゼントしようと考えていた」と語る。

手術後の回復期間中、腫れを抑えるため24時間コルセットを着用する必要があったが、医師や看護師のケアのおかげで痛みは10段階中2程度だったという。ジェームスは手術前後の様子をSNSで公開した。

「これは私のお金で、私の体。私は自分の望むことをする」と主張するジェームス。だが、その一方で「人肉を食べることは致命的な障害を引き起こす可能性がある」として、一部から提案のあった肋骨を食材として使用することは断固として否定している。SNS上では批判的なコメントも見られるが、「肋骨を除去したからといって、私が優しく愛情深いトランス女性であることは変わらない」と、批判には耳を貸さない姿勢を示している。

クーリエ・ジャポン
2025/01/14
https://courrier.jp/news/archives/388253/