【韓国】 保守地盤の小さな変化…大邱50代男性が掲げた「恥ずかしくて生きられない」横断幕の意味

【12月24日 KOREA WAVE】韓国のユン・ソンニョル（尹錫悦）大統領の弾劾訴追案が可決され、与党「国民の力」の非常対策委員会への
移行が進む中、大邱（テグ）市の一市民が掲げた横断幕が大きな話題を呼んでいる。

16日、SNS「エックス（旧ツイッター）」に投稿された写真によると、大邱市寿城区泛魚洞（スソング・ポモドン）のあるマンション入り口に
「恥ずかしくて生きられない！ ユン・ソンニョル、国民の力（チュ・ホヨン）に投票した寿城区の50代男性」と書かれた横断幕が
掲げられている。

大邱は伝統的に保守派の傾向の強い地域として知られる。その中でも泛魚洞は「大邱の江南（カンナム）」と呼ばれる高級住宅地で
富裕層が多い。このような地域で、政治に対する批判的な現象が起きることは珍しい。

この光景に対し、SNSユーザーからは
「大邱、それも泛魚洞でこんな横断幕が出たのは意味がある」
「泛魚洞の50代男性なら変化が起きている証拠だ」
といった驚きと共感の声が寄せられた。

また
「この人は良心がある」
「周りにはまだ気づかない人が多い」
「恥ずかしいと思うところから変化が始まる」
「正しいことを認める勇気に拍手を送りたい」
「この横断幕を見て他の人も自分の行動を反省してほしい」
といったコメントが続いた。

2024年12月24日 4:30
https://www.afpbb.com/articles/-/3555526