水戸駅前を歩いていた女性、見知らぬ男に馬乗りにされボコボコに

３日昼ごろ、ＪＲ水戸駅南口のぺデストリアンデッキで、通行人の女性に馬乗りになって殴るなどしたとして、那珂市に住む３７歳の容疑者が、暴行の疑いでその場で逮捕されました。
警察の調べに対し容疑を否認しているということです。

3日午後０時３０分ごろ、ＪＲ水戸駅南口のペデストリアンデッキ上で「男から殴られている人がいる」と通行人から警察に通報があり、駆けつけた警察官がその場で、暴行の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、那珂市に住む遠藤嵩英容疑者（３７）です。

警察によりますと、遠藤容疑者は、ペストリアンデッキで女性の顔にひじ打ちしたあと、馬乗りになって頭を殴ったなどとして暴行の疑いがもたれています。
警察の調べに対して、遠藤容疑者は「記憶にありません」などと容疑を否認しているということです。
警察によりますと、女性にけがはなく、遠藤容疑者とは面識がないと話しているということです。
警察は、目撃情報からほかにも男性１人が被害にあった可能性があるとみていて、いきさつなどを詳しく調べています。

被害にあった３０代の女性は、容疑者に殴られたとみられる男性を見つけたため一緒にいた夫が警察に通報し、警察が駆けつけるまでの間に殴られたということです。
被害にあった女性は「もみ合いになっているところに頭を殴られた。とても怖かった」と話していました。
また、女性によると容疑者は、「刑務所に入りたい。逮捕されたい」などと話していたということです。
また、容疑者を取り押さえたという、被害にあった女性の夫は「男はサイレンの音が聞こえてくると移動するそぶりを見せたので、止めようとしたところ、殴りかかってきた。許せないです」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20230203/1070019943.html