【ウマ娘】二次創作ガイドラインを改定！ 運営批判の“荒らし”ユーザーが続出…二次創作界隈で反発の声

11月10日、Cygamesが『ウマ娘 プリティーダービー』における二次創作のガイドラインを新たに制定。これまでは暗黙の了解となっていたグレーゾーンに運営のメスが入ることとなり、ネット上で大きな波紋を呼んでいる。

ガイドラインの内容を見てみると、今までは《イメージを損なう表現を禁止》という曖昧な表現だった部分を《暴力的・グロテスクなもの、または性的描写を含むもの》などと明確化。さらに、違反した場合の法的措置をちらつかせるなど、断固とした姿勢で二次創作を牽制していた。

おそらくこの声明の背景としては、「ウマ娘」界隈の二次創作に過激なものや性的なものが含まれており、長らく物議を醸してきたという問題がある。もともとウマ娘たちは実在の競走馬をモデルとしているため、馬主の心証を害することはよくないとされてきた。しかし具体的なルールがないため、誰も二次創作を取り締まることはできなかったのだ。

公式の対応を待ち望んでいた人々はガイドラインの制定に歓喜しており、《ようやく対策がなされたようで何よりです》《屁理屈こねてたやつが爆死してくれるのはありがたい》といった声があがっている。

「ウマ娘」二次創作界隈では反発の声も…
しかし案の定と言うべきか、際どい「ウマ娘」の二次創作を好んでいた層は猛反発。《サイゲ自身が水着だの意味不明なキャラ付けだのやっといて何言ってんだ？》《公式が下着に見える衣装で走らせてるから説得力なんてねーよ》《せっかく描いたウマ娘の絵が公開できなくなってサイゲームスには罪はないけどめっっっっっちゃ嫌いになりました。二度とサイゲームスのゲームはやりません》といった怨嗟の声が溢れている。

中には、《表現弾圧だ》《もうウマ娘の絵は描くなってこと？》といった極端な意見も。しかし、ガイドラインに目を通してみると、《本ガイドラインは『ウマ娘 プリティーダービー』を応援していただいている皆様のファン活動自体を否定するものではございません》と明記されており、二次創作自体を禁止する意図はないものと思われる。むしろ過激なラインを超えていない二次創作に関しては、お墨付きを与える内容と言えるだろう。

さらに驚くべきことに、ネット上では真っ当なファンアートに対して「ガイドライン違反だ」と粘着したり、公式のイラストにまで「ガイドライン違反」を指摘したりする人々も現れている。二次創作の線引きを行った運営が感謝されている一方で、ある意味ではファンの間で分断が起きてしまった状態だ。グレーゾーンを攻めようとする手合いは、もはやファンではなく荒らしと言うべきかもしれないが…。

二次創作を厳しく取り締まるジャンルは珍しいため、「ウマ娘」の人気が今後どのように変化するのかも気になるところだ。
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